レギュレーションってなんだ!?バーブレス?トレーラー?ラバーネット?管理釣り場のルールをご紹介!!
自由に生きたい。
誰もがそう思って生きていることでしょう。
こと釣り人であらばなおさら。
都会の喧騒を離れ
大自然の中で羽を伸ばす。
まさに自由。
最高です。
しかし、人のいるところにルールあり。
いかに自然といえど、
釣り場にも一定のルール=レギュレーション が存在します。
人間は社会的な生き物。
やはりどこにいてもルールから逃れることはできないのですね。
ということで今回は管理釣り場での大事なルール=レギュレーションについてご紹介!!
Contents
レギュレーションとは
管理釣り場が独自に定めるルールのこと。
使用ルアーの制限についてや
フック(針)の仕様やネットの素材
トラウトの持ち帰りの可否、その匹数制限
などなど…
レギュレーションは多岐に渡ります。
フックの仕様制限(バーブレス、シングルフックの使用)
さて皆様、
ルアーについているフックといえばどういうものをイメージしますか?
独断と偏見ですが
トリプルバーブ(かえしつき)フック
こういうのをイメージする方が多いのではないでしょうか?
実はほとんどの管理釣り場ではこのタイプのフックは使用できません。
管理釣り場ではシングルのバーブレスフックを使わないといけません。
こんなの
シングルというのは言葉の通り針が一本という意味。
バーブというのは英語のbarb
かえしをつけるという意味の他動詞です。
そのバーブがレス(無い)という意味で
かえしのついてない針のことを意味します。
かえしというのは一度針にかかった魚を逃さないようにする、人類が生み出した知恵ですが、
同時に魚に与えるダメージも大きいものとなります。
また、考えたくはないですが万が一人間に針がぶっ刺さった場合。
バーブレスならスルっと針が抜けてくれますが、
かえしがついていると簡単には抜けてくれません…
マジで抜けません。
かえし付き針が体に刺さった場合・・・・・・
①まず針を貫通させ
②かえし部分から先をペンチなどで折り
③そして抜く と
ひええええ…
地獄のような工程が待っています。
魚のためにも自分のためにも素直にバーブレスフックを使いましょう。
使用ルアーの制限
大きさ、重さの制限
小さすぎるルアー(全長10mm以下は禁止など)
や
逆に大きすぎるルアー(全長71mm以上は禁止など)
重すぎるルアー(5.0g以上は禁止など)
を禁止する管理釣り場もあります。
小さすぎるルアー禁止に関しては
一般的にはルアーは小さいほどよく釣れると考えられているので、釣れすぎ防止として
もしくは小さすぎるルアーは誤ってトラウトが飲み込んでしまうと死んでしまう恐れがあるので禁止されているのでしょう。
大きすぎるルアー禁止に関しては
大きすぎるルアーを投げるとトラウトが怯えて場が荒れてしまうからでしょうか。
そもそも大きすぎるルアーはあまりトラウトが釣れないので考えたことはありませんでしたが…
重すぎ禁止は
飛距離の出すぎによる事故等防止と考えられますね。
ルアーの種類の制限
ワームの禁止
プラスチックやゴムなどをミミズ風に加工した
バス釣りなどではおなじみのソフトルアーですが、
ちょっとキモいかも…?
管理釣り場ではほぼ間違いなく使用禁止です。
使ったことがないのでそもそもワームでトラウトが釣れるのかも不明ですが、
おそらく小さすぎるルアー同様、飲み込み死の防止のためのルールでしょう。
フェザージグの禁止
釣れまくりルアーでおなじみのフェザージグ
その釣れっぷりから釣り人の間で邪道扱いをうけることもあるフェザージグなのですが、
そもそもレギュレーションで禁止とされている管理釣り場も多くあります。
フェザージグ禁止の理由は釣れすぎるから&飲み込み死防止のため。
とはいえ、近年はフェザージグも一般化してきてますので、かならずしも爆釣というわけにはいかないでしょう。
トレーラーの禁止
トレーラーは英語でtrailer
一般的にはトラックとかの牽引車、付随車のこと表しますが
釣り業界ではこういう仕掛けのことを指します。
見えづらいですがルアーとおもりがラインでつながってます。
重りからラインが伸びてその先にルアーがある。
こういう仕掛けをトレーラーと呼びます。
重りから離れた位置にあるルアーがフヨフヨ漂うように動くのですが、
トレーラーはなぜだか知りませんがものすごく釣れます。
なぜでしょう…。
多くの管理釣り場でトレーラーは禁止となっていますが、
としまえんなど一部の釣り場では使用可能ですので、釣れない時の最終兵器として使ってみるのも手ですね。
ネット素材の制限(ラバーネットの使用)
魚をキャッチする際のネットは網部分がラバー製、つまりゴム素材でないといけないというルールです。
なぜそんなレギュレーションがあるかといえば、もちろん魚保護のためですね。
ラバーネットは紐や合成繊維などの素材に比べて魚の表皮にダメージを与えにくい=うろこを剥がしにくいのですね。
私が子供の頃はこういう渓流用ネットが主流で
ラバーネットレギュレーションなんてなかった気もしますが、
トラウトに優しい素材です。
近年は完全キャッチ&リリース派の人も増えましたから、
こういうネットが主流なんですね。
もはや菅釣り必須アイテムといっても過言ではありません。
持ち帰り制限
読んで字の通り、持ち帰れる魚の匹数の制限です。
トラウトを持ちかえって美味しく頂くのは管釣りの大きな魅力ではありますが、
食べきれない量を持ちかえっても、むやみのトラウトの命を奪うことになってしまいます。
そして、管理釣り場もやはり商売ですから、
大量に魚を釣られてしまうと赤字となってしまうよー、ということなんでしょう。
単純に20匹まで
と設定する管理釣り場もあれば
20匹のうち40cm以上は2匹まで
15匹まで(ただし30cm以上は5匹とカウント、50cm以上は15匹とカウントする)
などという変則ルールの管理釣り場まであります。
基本的にどの釣り場も、持ち帰り制限を超えた場合は100gあたり○○円で買取、と追加徴収をされてしまいますので注意です…。
家計を切り詰めて菅釣りを楽しんでいる私のような人間にとっては細心の注意が必要ですね・・・・・・。
また最近は持ち帰り不可=完全にキャッチ&リリース専門の管理釣り場も増えてきましたね。
釣り場内での魚の譲渡禁止
自分の釣れた魚を人にあげるの禁止!ということですね。
釣り場内での、ってことは場外ならいいんかいっ。と思いますが、場外ならOKなんでしょう、きっと。
というのもおそらく、自分の持ち帰り制限数を超えてキープしておいて、それを人にあげるのを禁止する という意味合いがあるのだと思います。
持ち帰り制限はあくまでも一人当たりでカウントするということですね。
「自分で持ち帰る分は自分で釣れ!」という管理釣り場からのメッセージでしょう。
まとめ
管理釣り場でキャッチ&リリース(釣った魚を持ち帰らずに逃がす)をする場合
なるべく魚ちゃんにダメージ与えないことが大切です。
トラウトは繊細な魚ですから、少しのダメージであっても後に弱って死んでしまいます。
釣るばかりではなく、トラウトの魚体保護のことも考えられてこそ一流の菅釣り師、ということですね。
法律書の厚い国ほど治安が悪い という話がありますが、
悲しいことに各管理釣り場のレギュレーションは日々厳しくなっている傾向にあります。
誰も厳しいルールなど望んではいないはず。
もっと自由に自然と戯れたい、皆そう思っているに違いありません。
釣り人一人一人が節度を守り、
自己統制ができる釣り人になれれば
管理釣り場はもっと自由な空間になると思います。
なんかまじめなこと言ってますね。
さぁ皆様もレギュレーションを守って楽しく
Let’s菅釣り!!!
にほんブログ村
日本一の釣りブログは↑のバナーから!応援お願いいたします。