マイクロスプーンってなんだ!?すそのフィッシングパーククリアポンドを表層パターンで攻略せよ!!2019年9月釣行紀
3行でスッとわかる前回のあらすじ
赤身っぽい
魚が釣れたけど
白身でした。
前回の記事はコチラ:
…さて、前回から始まったすそのフィッシングパーク釣行紀2019年9月編。
放流後の高活性も落ち着き、
高アピールスプーンへの反応も微妙になってきました。
ドーナのオレ金
ここで、いつもの私ならば、
ハイドラム
豆スプーン
フェザージグ
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…と迷いなく「釣果第一主義」の鉄板ローテーションに展開していくところですが、
今回の釣行での目標は、「釣りメソッドの引き出しを増やしたい!!」
…ということで、これに挑戦してみます。
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『マイクロスプーン』
…です!!
マイクロスプーンってなんだ!?
『マイクロスプーン』とは
明確な定義はないそうですが、
一般的に 2.0g以下の小さくて軽いウェイトのスプーンのこと
※諸説あり
大手の管釣りルアーメーカー様でいえば…、
ロデオクラフト の BF(ブラインドフランカー)
ヴァルケインの シャノン(SYN)
ティモンのちびクワトロ
なぶらやの アキュラシー
…このあたりが有名どころでしょうか。
さて、近年の管釣りではこの「マイクロスプーン」が隆盛しておりまして、
『マイクロスプーンを制するものは管釣りを制する』
と言われるほどです。(勝手に私が言っているだけ)
マイクロスプーンはその釣れっぷりもさることながら、
あくまで、「スプーン」なので、
管釣りルアーの中ではかなり「正統派」の位置付けです。
…そもそも「スプーン」というルアーは、
管釣りルアーの代名詞ともいえるほどのポピュラーな管釣りルアー。
「金属の一枚板にフック」、といった簡単な造りでありながら、
使い方次第で、どのレンジでも探れるというユーティリティなルアーであり、
同時に使い手の実力が最も如実に表れる玄人向けのルアー。
そんな、
管釣りルアーヒエラルキーの中でトップを誇るまさに「ルアーオブルアー」。
それがスプーンというルアーなのであります。
…ゆえに、
「スプーンで釣った。」
この一言が持つ説得力は凄まじく、
管釣りトーナメントに出場するようなプロ管釣り師の歴々も、
皆一様にスプーン、マイクロスプーンを巧みに駆使して釣果をあげているのです。
長くなってしまいましたが、要するに…、
マイクロスプーンを使いこなす
= スプーンで釣れる
= 確かな釣力がある
という図式が成り立つわけですね。
これこそが管釣り界に根深く存在する
「スプーン至上主義」という慣習なのでありますが、
一方で
当の私はといえば正統派とは真逆の「釣果至上主義」を突き進んでおりまして、
私のスプーンの釣果は全体の1割以下です…。
「レギュレーション違反じゃなけりゃどんなルアーでも使ってやんよ!釣ってやんよ!」
の精神で望んでいたわけですが、(縦釣り、フェザー etc,,,)
やはり私も管釣り師の端くれ。
カッコよくマイクロスプーンを使いこなして一流管釣り師の仲間入りを果たしたい!!!(現在は3もしくは4流程度)
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…とだらだらとスプーン語りをしてしまいましたが、
要は
「マイクロスプーンを上手に使って玄人ぶりたい!!!」
…という浅はかな魂胆なのであります。
すそののクリアポンドでスプーン対決!
…さて、釣りに戻りましょう。
放流直後の中層早まきでの反応がすっかりなくなったところで、
お兄様と同じスプーンを使って早駆け1匹対決をすることになりました。
使うのはこのスプーン。
NOAの1.5g 奥山カラー
娘がお兄様とお揃いで買ってくれた(勝手に買い物カゴに入れてきた)
通称:娘スプーンです。
娘スプーン活躍の様子はこちらから!
早速キャストして、さまざまなレンジを探ってみます…
が、反応はイマイチ。
試行錯誤の末、
中層からのスローな巻き上げをしてみました。
すると、
スプーンが表層差し掛かったとき・・・・・
先ほどまで、全く反応のなかった見えトラウトたちが
身を翻してわずかに反応してきました。
トラウトが反応したレンジはまさに表層。
スプーンの頭(スナップ)が水面から出るか出ないかギリギリくらいの表層、
水面下5-10cm程度のレンジです。
それに対してトラウト達が泳いでいるのはもう少し下。
目測なので正確ではありませんが水面下50-100cmくらいでしょうか。
表層を泳がせているスプーンとはそれなりの距離があります。
しかし、
他のレンジではまったくスプーンに見向きもしなかったトラウト達が、
不思議なことにこのレンジを引いていると突然下から食いあげるようにスプーンに反応してくることがあるのです。
この「突然浮かび上がってくるようなバイト」が非常にエキサイティング。
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試行錯誤しながらしばらく表層攻めを続けていると…。
・・・・喰いあげるようなバイトが!!!!
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下顎にフッキング
…やりました!!!
「スプーンで釣り」ました!!!
ついでに、
(私にしては珍しく)スプーン対決を制しました!!!
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それにしてもこの表層引きの釣りは面白い。
スプーン対決は終了しましたが、しばらく続けてみることにしました。
マイクロスプーン表層パターンはクリアポンドの鉄板!?
「スプーンをスローに表層を泳がせる。」
言葉で説明するとシンプルですが、
これがやってみると意外と難しい・・!!!
少しでも巻きを早めればスプーンが水面から顔を出してしまいますし、
逆に、
少しでも巻きを遅めると今度はスプーンが上手に泳いでくれなくなってしまいます。
いつ下から襲ってくるかわからないトラウトのバイトに備えるためにも、
とにかく一定のペースで
表層の同じレンジをゆーーーっくりと泳がせることが大切だということがわかりました。
今使っているNOAの1.5gも決して重いウェイトではありませんが、
表層をスローに引いてくるには少し、沈むのが早すぎる、気がしました。
…そこで選んだのはこれ。
ティモンのマイクロスプーン
「ちびクワトロ」0.8g 山葵カラー
NOAと比べてみるとウェイトが低く、沈降スピードもゆっくりめ。
沈むのが遅いので、よりゆっくりスプーンを引けて、
表層レンジもキープしやすくなりました。
同様に表層をゆーっくり引いてみると…、
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またも、下から食いあげるようにバイトが!!!
なんと1投目でゲット・・・・!!!
…さらに追加!!!
このマイクロスプーン表層メソッドをお兄様にも伝えたところ
お兄様も連続ゲット!!
お兄様はヴァルケインのシャノン0.7g maniacsオリカラ ともこちゃんカラーを使っていました。
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「…た、楽しすぎるぅぅぅぅーーーー!!!!」
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…、とはいえ急造の戦法に、技術と釣果はなかなかついて来ず。
その後はトラウトのチェイスはそこそこあるもののキャッチには至らず。
私のマイクロスプーンフィーバーはここで終了しました。
今後もさらに精進していきたいと思います。
…これは余談ですが、マイクロスプーン表層で釣れる魚は
なんとなく下顎にフッキングしている確率が高い気がします。
下顎にフッキング。
ちなみに、
お兄様はこの後もシャノンでずっと釣り続けていました。
さすが、未来のトーナメンター。
・・・・・・と、ここで午前が終了。
車に戻って小休憩を挟みつつ、
最近始めたツイッターで釣果報告。
午前中の釣果。
マイクロスプーンの表層という真メソッドが生まれそうな予感!!
まだ赤身は釣れてない・・・・。 pic.twitter.com/yrjb7yVVIb— ユッケ@管釣りってなんだ!?秘密結社KTC‼︎ (@whatkanturi) September 10, 2019
…と。
すると珍しくフォロワー様からリプライ(返信)が。
https://twitter.com/m_slotrout/status/1171276071230042117
「すその上池はそれが王道パターンですよ(小声)」
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・・・・・・・っ!!!!
周知の鉄板パターンを恥ずかしげもなくブログで語る!!!!
…これぞ「管釣りってなんだ!?」クオリティィィィィーーー!!!
(貴重なご情報ありがとうございました。)
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さて、気を取り直して…、
昼食後は、マッディポンドで赤身トラウトを狙っていきたいと思います!!!
…次回「すそのフィッシングパーク編」最終回!!!
マッディポンドはボトムを攻めろ!?赤身トラウトはゲットなるのか!?
…続きます!!
続き:
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