スプーン迷子ってなんだ!?各メーカーのスタンダードスプーンを徹底比較!あなた好みのスプーンを見つけよう!inフィッシングフィールド中津川釣行2020年1月
さて、前回から続いておりますフィッシングフィールド中津川釣行。
前回:
前半はADB(AnglersDreamBite)のスプーンを使って…
新スタイル「縦釣りスタイルスプーニング」で釣果をあげてきました。
レストハウスでカップ麺休憩を終えて…
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午後も引き続き、
「縦釣りスタイルスプーニング」でFF中津川を攻略していきたいと思います…!!!
Contents
午後はいろんなメーカーのスプーンを使っていきます。
…さて、張り切って午後釣行スタートです!!
午前中に使ったスプーンはADBスプーンのみ。
…なので、
午後は他メーカーのスプーン、
なかでも各メーカースタンダードといわれるスプーンのラインナップを使ってみて、
その特徴や使い勝手を見極めていきたいと思います…!!
「スプーン迷子」のあなたへ
…さて、ここで突然ですが、皆さまは
「スプーン迷子」
…という言葉をご存知でしょうか…?
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「スプーン迷子…?」
「え、聞いたことないわ…。」
…なんて声が聞こえてきますね。
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…そう思ったあなたは正しい。
…なぜなら私が勝手に作った造語ですから。
「スプーン迷子」とは:
管釣りにおける最もスタンダードなルアー「スプーン」。
スタンダードゆえに多種多様な商品が発売されているこの「スプーン」を、
無計画に買い、よくわからないままに使い、大した釣果もあげられず…、結果、何が何だか分からなくなってしまった状態のこと。
管釣り初心者が陥りがち。
…さて、自分で作った造語の説明をスラスラと説明して参りましたが、
とにかくこの「スプーン迷子」。
一度ハマってしまったら、なかなか抜けるのは難しい奈落なのです。
何を隠そう私ことユッケも、
かれこれ2年近くこの「スプーン迷子」を続けてきました。
中古スプーン100枚セット(¥5000)の購入から始まり…、
釣具屋に行く度にいろんなスプーンに手を出し続け・・・・・・、
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…気づけばタックルボックスにはいろんなメーカーのスプーンがズラリ。
しかしながら、最近ADBのスプーンに出会い、使い方を少し覚えたことで、
…やっとこさ「スプーン迷子」脱出の兆しが見えてきました。
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…ということで、今回はタックルボックス内の各メーカーのスタンダードスプーンを使って、その特徴や使い勝手を独断と偏見でレビューしていきたいと思います。
スプーンの判断基準は「安定」「ブレ」「竿プル」!!
…さて、今回スプーンを使う上で、判断基準となるのは以下の3つ。
①泳ぎが安定しているか = 適当に巻いても泳ぎが破綻しないかどうか。
②適度なブレ = 普通に巻いていてイレギュラーアクションが入るか。
③竿先のプルプルの動き方。
全て5段階評価(※私の独断と偏見によるもの)です!!
・・・・・・ということで早速行ってみよー!!!
ロデオクラフト「NOA」
最初はコレ。
「娘(が勝手に買い物かごに入れてきた)スプーン」でもお馴染み、
ロデオクラフトのNOA 1.5g です。
娘スプーンの活躍はコチラの記事から!
ロデオクラフト 『NOA』
安定:★★★★★
ブレ:★☆☆☆☆
竿プルの種類:小さい円型プルプル
…NOAのスプーンの動きの安定は本当に凄く、
多少巻のスピードを変えても、竿を動かしてしまっても、全く泳ぎが破綻せず、キレイに泳ぎ続けてくれるのです。
初心者にも使い易いスプーン といわれる所以はこの安定さにあるのだと感じました。
しかしその安定さとは裏原に、イレギュラーアクションは極端に少なめ。
イレギュラーアクションとは、
意図的ではなく自然に入るスプーンの変則的な泳ぎのこと
…で、
このイレギュラーアクションが適度に入ることで「誘い」となり、魚がスレた状況でもリアクション的に食わせることが出来る。
…のですが、
NOAの場合この「イレギュラーアクション」が極端に少ないので、
「誘い」は自ら手で意図的に行う必要があります。
いわば究極の「マニュアルスプーン」
初心者から達人までに幅広く愛されているのはそういうことだったんだな…、と改めて実感。
スプーン業界の神、ロデオクラフトの「福田和範氏」が
「ノアに始まりノアに終わる」と言っていたのも納得です。
ヴァルケイン「ハイバースト」
続いてのスプーンは…
ヴァルケインのスタンダードスプーン「ハイバースト」
NOAに引けを取らない知名度の超メジャースプーンです。
今回投げたのは1.6g
ヴァルケイン 『ハイバースト』
安定:★★★☆☆
ブレ:★★★★☆
竿プルの種類:少しジグザグな円型プルプル
ハイバーストは、
NOAほどではないものの比較的安定した泳ぎと、かなりの高頻度で入る、揺らめくようなイレギュラーアクションが特徴的。
実は今までもこのハイバーストでちょくちょく釣った経験がありましたが、
「シブい状況でなんとなく投げてみたら釣れた…」
…みたいな状況が多かったのはこのイレギュラーアクションがうまく効いていたのでしょうか…。
…この日も投げたらなんと一投目で釣れました。
リトリーブ中の竿先はイレギュラーアクションの多さのせいかロッドを中心にすこしジグザグ気味に円を描くような動きです。
ティップと同時にラインも一緒に暴れるので、
ラインの変化でアタリをみるにはなかなかの訓練が必要だな、と感じました。
ティモン「ティアロ」
続いてはティモンのスタンダードスプーン
「ティアロ」1.6g です。
このティアロの山葵カラーは私にとって数少ない実績のあるスプーン。
今までは使い勝手などは考えずに適当に使ってきましたが果たして・・・・・、
ティアロを泳がせてみて、
まず最初に感じたことは、竿プルの感触がNOAやハイバーストとは全く違うということ。
竿先、ラインの動きはロッドを中心に大きくクルクル回るような感覚。
手元に伝わる振動もNOA、ハイバーストに比べて、かなり大きいです。
スプーンの泳ぎ自体もかなり安定的なことに加えて、
まるで小型のクランクを引いているときのような
適度に伝わる振動が、スプーンがしっかり泳いでくれていることを手元に伝えてくれるので、感覚的により安心・安定してスプーンを引くことができます。
イレギュラーアクションの頻度はNOAとハイバーストの間くらいなので、難しい誘いのアクションの必要性も低そうです。
個人的には初心者向けスプーンとしては一番バランスがいいのかな、と感じました!!!
ADB(AnglersDreamBite) 「エイエン」
続いては、今私の中で注目度急上昇。
午前中にも大活躍したADBのエイエン1.4gです。
ADB(AnglersDreamBite) 『エイエン』
安定:★★★☆☆
ブレ:★★★☆☆
竿プルの種類:上下型プルプル
エイエンの泳ぎ、竿プルはティアロよりももっと特徴的で、
ロッドを中心にクルクルと回るように、動いていた他のスプーンと比べると、
上下にカクカクと動くような竿プルです。
…この上下カクプルが見ていて非常に気持ちいい。
泳ぎの安定さ、イレギュラーアクションの量も適度で、
色々なフィールド、状況、コンディションを問わず、一定巻きのみで勝負できそう。
この日のFF中津川でも大活躍!!!
個人的には一番長く使っていられるスタンダードスプーンなのでは?と感じました。
AnglersSystem 「ドーナ」
…最期におまけ。
これはスタンダードスプーンではありませんが、
放流狩り専用の超高アピールでお馴染み、
Angler Systemの「ドーナ」2.0gです。
Angler System『ドーナ』
安定:★☆☆☆☆
ブレ:★★★★★+
竿プルの種類:暴れ型プルプル
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…さすがはキングオブ放流狩りスプーンドーナ。
安定感なんてどこ吹く風の暴れっぷりです。
ティップもイレギュラーアクションに合わせてブリンブリンに暴れています…。
この暴れっぷりこそが超高アピールを実現し、ドーナを希有な存在に位置付けているのでしょう。
・・・・・・ということで、
今回は各種メーカーのいろんなスプーンを試してみました。
…使い比べてみてわかったことは、
…ということ。
中でも特に凄いと思ったのが、
ロデオクラフト のNOAの泳ぎの安定さ。
NOAはホントにすごい。
…ですが、
総合的にやはり自分に一番合っているスプーンはADBのエイエン
な気がしました。
自動的に適度に入ってくれるイレギュラーアクションと
上下の動きのロッドプルプルがお気に入りです。
・・・・・・と、ここで時刻は16:00。
クランクと縦釣りで少し釣果を追加して・・・・・・、
今回のFF中津川釣行は終了です!!!
最終釣果&ヒットルアー
最終釣果は29匹
ヒットルアーは以下の通り。
ADB エイエン 1.4g 13匹
ADB 8tin 0.5g 12匹
ヴァルケイン ハイバースト 1.6g 1匹
ティモン ティアロ 1.6g 1匹
Neostyle Premium TypeSS ペレットカラー 1匹
ロデオクラフト ウッサXS 1匹
今回はほぼスプーンの巻きに終始した結果、
スプーンで合計27匹 という
過去最高のスプーン釣果をあげることができました。
縦釣りで身につけた技術を駆使した「縦釣りスタイルスプーニング」(※勝手に命名)も身につけることができ大満足・・・・・・!!!
さぁ皆様も自分好みスプーンを見つけてLet’s管釣り!!!
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100匹/日チャレンジ
今回の釣果は 29匹
…で、達成はならず…!
1000カウンター
1/25現在
合計は429匹となりました。
429/1000
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