サーモンの寿司ってなんだ!?セブンイレブンの人気商品を管釣りのニジマスで作ってみた。
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セブンイレブンの「サーモンの寿司」ってなんだ!?
皆さまこんにちは、ユッケです。
…突然ですが、
最近私、コンビニ(セブンイレブン)のある商品にハマっています。
それがこれ。
セブンイレブンの「サーモンの寿司」(¥170(税抜き))
おにぎりコーナーの一角に陳列してあるこのセブンイレブンの「サーモンの寿司」
小腹がすいたときに食べるには手頃で、見つけたらついつい買っちゃう。
てな感じで最近ハマっていて文字通り、押し寿司推しの日々を過ごしているわけであります。
お酢の効いた味わいが非常に美味しいんですよねー…。
いったいどうやって作ってるんだろー…?
…ん?
「サーモントラウト使用」
…!!!!
「サーモントラウト」が使用されている!!!!
サーモントラウトってなんぞや?という方はこちらの記事をどうぞ!
サーモントラウト使用ということは、回転ずしのトロサーモン同様、
練馬サーモンで作った自作トロサーモン寿司
材料に「トラウト」=「ニジマス」が使われている
ということですね。
…ということであれば、ここは自称トラウト料理研究家の腕の見せ所。
セブンイレブンの人気商品「サーモンの寿司」を
自ら管釣りで釣ってきた「ニジマス」を使って、
”再現”してみようじゃありませんか…!!!!
セブンイレブンの「サーモンの寿司」を管釣りで釣ったニジマスで作ってみよう!
…ということで早速、セブンイレブンの「サーモンの寿司」を自宅で作っていきたいと思います…!
…が、その前にまずは、
本家セブンイレブンの「サーモンの寿司」をじっくり観察。
比較的しっかりとした”赤身のサーモントラウト”を使用しています。
…というのも、
トラウト(ニジマス)は基本的には白身の魚ですが、
成長の過程で甲殻類のエサの成分(アスタキサンチン)を蓄えることによってその身が
いかにもサーモンらしいピンク色=赤身になっていくという性質があります。
ピンク色…!
セブンイレブンの「サーモンの寿司」もおそらく
赤身になるよう養殖されたトラウトを使用しているのでしょう。
なので、まずは赤身のトラウトをゲットしなくてはなりません…。
…とはいえ、ここまでしっかりと赤身になっているのは、
基本的には50cm以上の大型に成長したニジマスのみです。
50cm超えのヤシオマス(ニジマスの一種)
しっかりピンク!
としまえん産の練馬サーモン(62cm)
しっかりサーモンピンク!
しかしながら、こんな大型のニジマスは狙って釣ろうと思ってもそう簡単にはいきません…。
…しかし実は、
「小型でもしっかりと赤身になるように品種改良されたニジマス」という
奇跡のようなニジマスが存在するのです…。
それが…
『頂鱒』(イタダキマス)
頂鱒ってなんだ!?という方はこちらの記事をどうぞ!
ということで、今回使うのは先日、「川場キングダムフィッシング」釣行でゲットしたこちらの頂鱒。
35cmくらい。
頂鱒は小さくても赤身になるように品種改良されたニジマスなので、
このとおり…
しっかりと赤身です。
そしてその他の材料は以下の通り
・すし酢 少々
・液体昆布だし 少々
・塩 適量
この材料を使って
セブンイレブン風「サーモン(頂鱒)の寿司」を
作っていきたいと思います…!
サーモン(頂鱒)の寿司の作りかた
さて、早速セブンイレブン風「サーモン(頂鱒)の寿司」を作っていきたいと思いますが、
私、いわゆる”押し寿司”を作るのは初めてなので、
とりあえずネットで検索した「鱒の押し寿司」のレシピを参考にして作っていきたいと思います。
①三枚おろし&熟成
まずは頂鱒を三枚おろしして切り身の状態にしましょう。
生で食べるのに邪魔になる中骨などもしっかり除去しておきましょう。
「まず三枚おろしのやりかたがわかんないんだけど!?」
…という方はこちらの記事をどうぞ。
※記事の中頃に切り身にするまでの工程が載ってます。
上記記事を見てもわからないという方は私に倣って、
Youtubeで「気まぐれクック」と検索してお魚のさばき方を勉強しましょう…。
捌いていくっ!!
頂鱒はこのまま食べても絶品ですが、
冷蔵庫で3日ほど寝かせることでさらに旨味が増します。
②塩締め
冷蔵庫で3日の熟成が終わったら次は塩締め。
バットに塩を振って・・・・・
そこに頂鱒の切り身をドン。
切り身全体に塩をまぶしたら・・・・
ラップをして一旦冷蔵庫へ。
1-2時間ほど塩締めをします。
こうすることで
身の水分が適度に抜けてこの後の酢の味がしっかり染み込むらしいです。
②塩を酢で洗う
塩締めがおわったら身についた塩をいったんお酢で洗い流します。
塩が取れたらキッチンペーパーでしっかりと水気を取りましょう。
この時点で一度しっかりバットに残った塩も綺麗に洗っておきましょう。
③薄く切って酢締め
さて、お次は…
塩締め、酢洗いを終えた切り身を切っていきます。
押し寿司に巻く形にするので
なるべく表面積が広くなるよう、薄く、広めに切っていきます。
切った切り身をバットに並べて・・・・・・
酢締め用のブレンド酢を身が浸るようにかけていきます。
ドボドボ…。
酢締め用のブレンド酢は
・すし酢
・液体昆布だし
・砂糖(がなかったので今回はアガペシロップで代用)
をテキトーな分量で混ぜて作ったものです。
すし酢自体にある程度甘みがあるので砂糖の量は適度でOK!
そしてこれをまたラップして、冷蔵庫で1時間ほど酢締めします。
そして1時間後がこちら。
なんだかいい感じ…!
押し寿司の型は「100均の丸形お弁当箱」を使え!
酢締めが終わった切り身の水分を再度キッチンペーパーで取ったら、
いよいよ押し寿司を作っていきます…!
一般的な押し寿司はなんとなく四角(長方形)のイメージですが、
セブンイレブンの「サーモンの寿司」はおにぎり風の丸型なので・・・・
100均(近所のセリア)で売っていたこういったかんじでのお弁当箱(?)
を使って押していきたいと思います!!
まずはお弁当箱にラップを敷いてご飯を入れます。
ラップを敷かないと押し寿司を取り出すことがほぼ不可能になり、
ただの丸い弁当箱に押し込められたサーモン丼になってしまいますので気をつけましょう。
ちなみにご飯は、セブンイレブンの「サーモンの寿司」に倣って
事前に酢飯にしています。
ご飯(酢飯)を入れたらラップの上から押します!!
ギュッギュっと!
細いもので押すとラップが破れたり、ご飯が潰れてしまうので、
お塩の入れ物の底でギュッギュっと押していきます。
ご飯が押せたら、
ラップを開いてその上に頂鱒の切り身の酢締めを乗せていきます。
セブンイレブンのサーモン寿司に倣って
重ならないよう、なるべく隙間のないように乗せていきます。
乗せたら、またラップを閉じて・・・・・・
塩容器でギュッギュ…!!!!
しっかり押せたら容器から取り出して・・・・・・
カポっと。
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出来上がり…!!!
美味しそう…!
セブンイレブンの「サーモンの寿司」と食べ比べ!!
さて、出来上がった、セブンイレブン風「サーモン(頂鱒)の寿司」がこちら。
頂鱒(35cmくらい)の半身1つで三つの押し寿司ができました。
せっかくなので実物のセブンイレブンの「サーモンの寿司」も買ってきて並べてみました。
本家は思いのほか四角かったですね。
本物と比べると少し大きいかも…。
身の感じは…
こっちが本家セブンイレブン「サーモンの寿司」で
こっちが自家製セブンイレブン風「サーモン(頂鱒)の寿司」
本家と比べると自家製サーモン(頂鱒)の寿司のほうが
サーモンの身がみずみずしい感じがします。
ということで、早速実食・・・・・・!!!
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おっ・・・・・・
これは・・・・・・
・・・・・・めっちゃ美味い!!!!
おにぎりというよりはデカめの握り寿司 といった趣きですが、
”頂鱒の酢締め”の味がとにかく絶品です。
あっという間に完食…!!
とはいえ、
”押し寿司” としての味のまとまりはやはり本家セブンイレブンに軍配があがるか…といったところ。
さすがは天下のセブンイレブン様。
次回への改善点としては、
より”押し寿司感”を出す為にもう少し酢締めの時間を長くして頂鱒の身の水分を抜いた方が良いかもしれません。
酢飯もただのすし酢を使うのではなく、
頂鱒の酢締めを作ったブレンド酢を使ったほうが味のまとまりが出たかもしれません。
…次回はもっと美味しく作るぞ…!!!
・・・・・・ということで今回は、
管釣りで釣ったトラウト(頂鱒)で
セブンイレブンの人気商品「サーモンの寿司」を作ってみました!!!
さぁ皆さまも管釣りでサーモントラウトを釣ってLet’sサーモンの寿司!!!
おまけ:今回の「頂鱒」は川場キングダムフィッシングで釣りました。
ちなみに、今回調理に使った「頂鱒」は
群馬県の管理釣り場「川場キングダム(通称:KKF)」で釣ることが出来ます!!
川場キングダムフィッシングは放流されているトラウトのほとんどが「頂鱒」なので、
誰でも比較的簡単に赤身のトラウトサーモンをゲットできます!
ロケーションも最高な釣り場なので、皆様も是非!!
川場キングダムフィッシングの詳細は下記の記事からどうぞ
「頂鱒」ゲットのヒントやヒットルアーはこちらの記事で紹介しています!
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