21プレッソってなんだ!?モデルチェンジしたエリア専用リールをインプレ！

みなさんこんにちはユッケです。

…毎度突然ですが、

…悩みますよねぇ…。

…何に悩むってそりゃ、

新しいリール選びにですよ。

「新しいリールはやっぱり良いのが欲しいけど…、

”ハイエンドリール”を買うのはちょっと勇気がなぁ…。」

（※ハイエンドリール＝メーカーの最上位機種のリールのこと＝良いものだが、値段が非常に高い。）

…はたまた、

「…そろそろ使うリールを統一して本格的に大会に挑戦してみようかな…、
…と思ったけどハイエンド機種は値段的に全然無理でしたわ…。」

「…ってか、そもそもハイエンド機種はどこも品薄で欲しくても全く新品が出回ってない…！！！」

…なんていう方も多いのはないでしょうか。

…かくいう私もそんなリール選び迷子の一人。

…欲しいけど買えない、ついでに、買う勇気もお金も足りない。

・

…ところが最近、

…そんなリール迷子の方々の救世主となる機種が発売されたのです。

…そのリールの名は

「21プレッソ」

・

…ということで今回はDAIWAからモデルチェンジで新発売された

エリアトラウト特化スピニングリール。

「21プレッソ」を大紹介…！！！

・

…ってな感じで、前段もそこそこに。

…早速いってみよー！

Contents

プレッソ＝エリア専用リールがモデルチェンジ！
２１プレッソはマグシールド抜き、メリット・デメリットは！？
21プレッソ2000実釣インプレ…！！！
「管釣りってなんだ！？」からのお知らせ

プレッソ＝エリア専用リールがモデルチェンジ！

…では、早速「21プレッソ」魅力を語って…、

…と言いたいところですが、

…まずは、「プレッソ」というリール名に馴染みがない方のために、

「21プレッソ」とはどういったリールなのか、

…というところから説明していきたいと思います。

・

「プレッソ」＝「PRESSO」とは

日本が誇る一大釣具メーカー「DAIWA(ダイワ)」

のエリアトラウト(菅釣り)部門でのブランド名のこと。

…つまり、
DAIWA製品の中でも特に「エリアトラウト(菅釣り)用」の釣具には

…こんな感じで、

DAIWAのロゴとは別に

「PRESSO(プレッソ)」のロゴが刻まれているのです。

(SHIMANOでいうところの「カーディフ」、ジャッカルでいうところの「TIMON」のようなものですね。)

…そして、そんなエリアトラウト界の純ブランド名であるところの

「PRESSO(プレッソ)」の名をそっくりそのまま冠し、

エリアトラウトでの使用に特化し開発されたリールこそが、

…今回紹介する「プレッソ」シリーズ。

…さらにさらに、
そんなエリアトラウト専用機ともいうべきスピニングリール「プレッソ」が

2021年年末にモデルチェンジでリニューアル…！

満を持して発売されたニューモデル

それこそが今回の紹介する

「21プレッソ」というわけでございます。

…「プレッソ」という名が持つ権威について皆さまなんとなく理解いただけましたでしょうか。

２１プレッソはマグシールド抜き、メリット・デメリットは！？

…さて、続いては「21プレッソ」のカタログスペックをサクッとご紹介。

・

品名	巻取り長さ（cm/ ハンドル 1回転）	ギア比	自重（g）	最大ドラグ力（kg）	標準巻糸量ナイロン（lb-m）	標準巻糸量 PE （号-m）	ベアリングボール/ ローラー	メーカー希望本体価格（円）	JANコード
LT1000S-P	61	4.9	145	5	2.5-100	0.3-200	12 / 1	48,700	4550133188473
LT2000SS-P	64	4.9	150	5	2.5-100	0.3-200	12 / 1	48,700	4550133188480

※DAIWA公式HPより引用

…２１プレッソシリーズは

「LT1000S-P」と「LT2000SS-P」の２ラインナップで、

上記スペック表のとおり、両者の違いは

・ハンドル一回転時の巻き取り量（１０００で６１ｃｍ、２０００で６４ｃｍ）

と

・本体の重さ（１０００で１４５ｇ、２０００で１５０ｇ）

のみ。

…その他、

「２１プレッソ」の特徴・機能として、

・ZAION製モノコックボディ：高い回転精度を維持しながら、自重アンダー150ｇを達成
・オイルボールベアリング仕様：巻き感度にこだわったボールベアリングのオイル仕様化
・エリアならではのローギア設定（4.9：1）＋ラインキャパ（2.5ｌｂ-100ｍ）
・超々ジュラルミン製MCタフデジギア
・ATD＝オートマチックドラグシステム（スプール2BB仕様）
・薄肉軽量LC-ABSスプール
・40mmハンドルアーム＆ハイグリップI シェイプフィネスノブ

…等々が挙げられていますが…、

・

…私が個人的に思う、

「２１プレッソ」の特徴として、特筆すべき点はズバリ、

・

「マグシールドレス」＝「マグシールド非搭載」

…という点にあります。

「え？”マグシールド”が搭載されてるじゃなくて？」

「”非”搭載？搭載されてないのが良いってこと？」

…と思った方の為に少しご説明を致しますと…、

・

「マグシールド」とは…、

２０１０年以降DAIWAの中クラス以上のスピニングリールに搭載されている

磁性流体（＝マグオイルとよばれる液体の磁石みたいなもの）を利用した

防水機能「防水・防塵」技術の事。

…平たく言えば、

リールの内部の大事な部品（ボールベアリング等）に水（特に海水）や小さいゴミ・砂等が入るこむことによる、リールの劣化を防いでくれる。

…といったもので、

つまり「マグシールド」とは、

リールの故障を極端に減らしてくれる非常にありがたい機能。

…まさにDAIWA製リールの代名詞といっても過言ではない、革命的な技術…！！！

・

…なのですが、

「優れた防水・防塵性能」というメリットの反面で、

「マグシールド」機能には

液体磁石（＝マグオイル）を利用するという性質上、

磁力が抵抗となり、リールの巻き心地が少しだけ重く感じてしまう、という性質があるのです…。

これは、ほとんどの釣りでは気にならない程度のごくごくわずかな差ですが、

僅かなリールの巻き感の変化や巻き重りで魚のバイト・アタリを感じとることが必要なエリアトラウト（管釣り）というジャンルにおいては、

この「マグシールド」による、僅かな抵抗が大きな差（デメリット）となってしまうことも…。

…加えて、エリアトラウト（管釣り）の釣り場の水は基本的に「淡水」なので、

リールに海水が入り込む心配はなく、

さらに、

管釣りのメインターゲットであるニジマスは比較的綺麗な水を好むお魚ちゃんなので、

超汚い水にリールを落としちゃう…といったこともなかなか無い…。

…よって普段はとても便利な「マグシールド」を無用の長物と感じている管釣り師が多くいることもまた事実…、

…なのでございます。

・

…そこで、そんな管釣り師のニーズにバッチリと応えたリールこそが

標準仕様で「マグシールド非搭載＝マグシールドレス」モデルの

「２１プレッソ」というわけなんですね！

淡水専用＝海水では使えない、というデメリットこそありますが、

その分を「巻き性能」に特化したメリットも非常に大きいので、

是非皆様も「２１プレッソ」を手に取って「マグシールドレス」の巻き心地を体験してみてはいかがでしょうか！？

リンク

21プレッソ2000実釣インプレ…！！！

…ということで、私ユッケも

…「２１プレッソ」の巻き心地を体験してみました。

私が体験（巻いてみた）したのは、２０００番＝「LT2000SS-P」。

一足先に「２１プレッソ2000」購入して釣り場に持ってきていた私の知人（＝お兄様）に、

「２1プレッソ2000」をセットしたタックルを使わせていただきました！

・

・・・・・・。

…な、な、な…、

…！！！！！！なんじゃこりゃあああああーーーーー！！！！

・

以下、箇条書き。

・まず本体が軽い、めっちゃ軽い。（2000番で150ｇは全リールの中でも最軽量クラス）

・んで巻きもめっちゃ軽い、軽いだけじゃなくで超スムーズ。（私の愛用機シマノの18ステラと比べても全く遜色無し。マジで一回巻いてみてほしい。）

・ハンドル１回転で「６４ｃｍ」という巻き量が絶妙。（今まで苦手だった「巻きアワセ」がガンガン決まる。マジ最高。）

・シックな色と見た目がカッコいい。（見た目は実はかなり大事。）

・ベイルの金属部分が太くてベイルを返しやすい（私は手でベイルを返す派なので地味に良い）

・ドラグ音が上品な高音が心地よい。（ドラグ音マニアにはたまらない。）