釣りで釣果を分けるポイント【レンジ→スピード→アクション→カラーの順で大切】

みなさんこんにちはユッケです。

…毎度突然ですが、

あ～、上手くなりたい…。

…なにが上手くなりたい、ってそりゃ。

もっと釣りが上手くなりたい、に決まってるじゃないですか！！！！

…ってな感じで、

今回は私（ユッケ）の心の声からスタートしましたブログ「管釣りってなんだ！？」。

…当ブログでは、

過去幾度と「釣りがもっと上手くなるためのテクニック」的なものをお伝えしてきましたが…。

・

…肝心な私（ユッケ）自身の「釣り力(つりぢから)」は、イマイチ伸び悩んでいるという事実。

…これは、ここらで一度、兜の緒を締め直さないと…。

…ということで今回は個別テクニックではありません。

「釣り」が上手くなるための考え方の基本のキ。

「管釣り」で釣果を分ける４大ポイント

「レンジ」

「スピード」

「アクション」

「カラー」

…について、自戒の意味も込めて改めてじっくり振り返っていきたいと思います！

・

…ということで、

…早速いってみよーーー！！

Contents

釣果を分けるポイント①『レンジ（層・深さ）』
釣果を分けるポイント②『スピード』
釣果を分けるポイント③『アクション（ルアーの動き）』
釣果を分けるポイント④『カラー（ルアーの色）』
「レンジ」「スピード」「アクション」は「選ぶルアー」で決まる…！？
実際にルアーを当てはめてみよう！【「8tin」「モカDR-F」「Bスパーク」】
「管釣りってなんだ！？」からのお知らせ

釣果を分けるポイント①『レンジ（層・深さ）』

…ということで、まずはポイント①。

釣果を分ける、一番大切なもの、最重要ポイントそれはズバリ。

・

『レンジ（層・深さ）』

…です！！！

・

・釣果を分けるポイント①『レンジ』

…上のイラストの通り、

『レンジ』とは

水中のどの層（＝どの深さ）辺りにやる気のある魚が多くいるのか、

…というお話でございます。

人間もアツいときは日陰に、寒いときは日向に、といった場所の好き嫌い、行動の偏り、というものがありますが、

お魚ちゃんは人間よりも非常に感覚が鋭いので、日の当たり、温度の他にも、水流の強弱や、水質の微妙な変化、群れの中での他の魚との関係性等、といったあらゆる水中の要素を勘案して水中を泳いでいるのです。

…そして同様の習性をもった魚が必ず一定数の群れを成して泳いでいる…。

＝魚の多い『レンジ』というものが必ず存在しているのです。

魚釣りの基本中の基本は「魚のいるところにエサを投げる」。

…魚がいなきゃどんないいルアーを投げても、当然釣れないよね～。

ということで釣果を分ける最重要ポイント

＝魚の多くいる『レンジ』を狙って攻める。

…となってくるわけでございます。

釣果を分けるポイント②『スピード』

…続いて、重要度No2のポイントは…、

・

…ずばり『スピード』。

…上の図の通り。「スピード」とは、ルアーが水中を泳ぐ「速さ」のこと。

…端的に言えば、

泳いでいる魚ちゃんが、

「早く動くものが好きか」

「遅く動くものが好きか」

…ということでございます。

放流直後でいかにも元気、獲物を追う気マンマンのやる気MAX魚ちゃんに対しては「早い」ルアーの方が好まれるでしょうし、

逆に、活性の落ち着いたやる気サゲサゲ魚ちゃんに対しては「ゆっくり」ルアーを見せてあげて寄り添ってあげることが大事、だったり…と。

魚の活性・好みに応じて好まれる「スピード」が変わってくる、ということを理解しておけば良いと思います！

釣果を分けるポイント③『アクション（ルアーの動き）』

…続く、

重要度No３のポイントは『アクション』。

…アクションとはすなわち、「ルアーの動き」のこと。

管釣りにおけるルアーの種類は様々、当然そのアクション（＝動き）も千差万別です。

…そして、お魚ちゃんの好みもまた、千変万化。

同じ釣り場にいる魚ちゃんの中でも、サイズや魚種、群れ（共同体）の違い、等でどんな「アクション」が好きなのか、は変わってくる、ということです。

…しかし、お魚ちゃんの好みは釣り場にいって実際に釣りをしなければわからないことなので、

…せめて、

「このルアーちゃんは、どんな動きをするのかな～？」

…と常日頃から関心を持ち、

実際にお風呂場や釣り場で足元に泳がせてみて体感し、

自分が持っているルアーの「アクション」を把握しておくことが釣果への近道。

・

…まさに、己を知り敵を知れば百戦危うからず。

…というわけですね～。

釣果を分けるポイント④『カラー（ルアーの色）』

最期、

釣果を分けるポイント４番目となるラストファクターは…、

・

『カラー』です。

…カラー、つまりはルアーの色です。

派手な色、地味な色、エサっぽい色、魚っぽい色、ルアーの色にもいろいろありますが、

…端的に言えば、魚の好みを「カラー（色）」を選ぼう、という話なのですが、

『カラー』セレクトが本当の意味で重要になってくるのは、

あくまで

『レンジ』『スピード』『アクション』を考えた後

…ということです。

『レンジ』『スピード』『アクション』も合っているはずで、

魚のバイトも出ているにはいるんだけど…。

…なんだか、イマイチフッキング出来ない、ショートバイトばかり…。

…そんな時に重要になってくるのが「カラー」セレクト、というわけですね。

…そんな最期の「詰め」の部分。

『レンジ』『スピード』『アクション』で足りない部分を補ってくれる要素＝『カラー』

…というわけでございます。

「レンジ」「スピード」「アクション」は「選ぶルアー」で決まる…！？

…さて、釣果を分ける４大ポイントが理解できたところで、

次に浮かんでくる疑問は当然…、

「具体的にはどのルアーを使えばいいんだろ…？」

…ということですよね?

…はい、というわけで、お次は４ポイントを押さえたうえでの実践編。

選ぶ「ルアー」

…についてのお話です。

…と、その前に前提知識として非常に重要なことをお伝えすると、

先ほどお伝えした、

４大ポイント「レンジ」「スピード」「アクション」「カラー」は

「ルアー毎にもうほぼ決まっている」

…ということです。

…これは、考えてみればある意味当たり前のことですが、

極端に言えば、

「表層クランク」で「ボトム（水底）」を「速いスピード」で動かす、とか

表層クランク界の”雄”『デカミッツドライ』氏。

「メタルバイブ」で「表層」を「ゆっくり」狙う、とかは…、

メタルバイブはボトムを狙うルアーですね～。

→絶対に無理。

…という意味です。

…上記は非常に極端な例ですが、

…実はこの、

「レンジ」「スピード」に関しては、ルアー毎に非常に細かく適正が分かれている、

というのが

「管釣り」の難しい所であり、楽しい所でもあったりするわけです。

だからこそこんなにいっぱいのルアーちゃん達が生まれてるんですね～！

同じ名前のスプーンなのに、

ウェイトが1.8g 1.2g 0.9g 0.75g 0.5g等と分かれているのも…、

まさにこの適正「レンジ」と「スピード」の違いによるものなのです。

…つまり、厳密に言えば…。

同じスプーンでも「０．７５ｇ」と「０．５ｇ」では、適正な「レンジ」と「スピード」が違う、ということです。

見た目は同じに見えますが「０．２５ｇ」の差があります。

…たった「０．２５ｇの差」

…と思うかもしれませんが、

…されど「０．２５ｇ」。

その「０．２５ｇ」が大きく釣果（＝「レンジ」＆「スピード」）に影響するのが、「管釣り」という釣りなのです、深いですね～！

・

…ちなみに蛇足ですが、

「カラー」に関してはルアー毎に決まってはいますが、

同じルアーの別カラーをもっておくことでローテーション可、という感じです、念のため。

実際にルアーを当てはめてみよう！【「8tin」「モカDR-F」「Bスパーク」】

…ということで、ここからは具体的に、

私（ユッケ）の大好きなルアーちゃん達、

…に上記の４大ポイント（カラーは除く）を当てはめてみようと思います！

・8tin　0.5g（スプーン）【ADB(Anglers Dream Bite)】

8tin　0.5g『強★ユッケ(つよユッケ)』カラー

レンジ：表層～３０ｃｍ位

スピード：遅め

アクション：ロール（クルクル回転するタイプ）

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・Bスパーク（メタルバイブ）【オフィスユーカリ】

・Bスパーク（２．０ｇ）『チョコユッケカラー』

レンジ：ボトム～５０ｃｍ位

スピード：早め

アクション：小刻みなブルブル

メタルバイブでエリアトラウトを釣ろう!【動画で解説!管釣りテクニック】メタルバイブでエリアトラウトを釣ろう!【動画で解説!管釣りテクニック】「管釣り最高！」 ...

・モカDR-F（クランクベイト）【ロデオクラフト】

・モカDR-F（クランクベイト）

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レンジ：表層～深い所

スピード：速め～遅め

アクション：強めのウォブリング（水をしっかり押すタイプ）

ロデオクラフト「モカ」ってなんだ!?【種類・使い方・使い分け・おすすめカラー】ロデオクラフト「モカ」ってなんだ!?【種類・使い方・使い分け・おすすめカラー】皆さんにとって...

・

…さらに加えて、

上記の３つのルアーで攻められる、

「レンジ」・「スピード」・「アクション」をイラストにまとめると以下の通り。

…この色を付けた範囲（赤＝早い、青＝ゆっくり）にいるお魚ちゃんには、

上記の３ルアーでアプロ―チが可能である、と。

…そして、ここにさらに加えて、「アクション」「カラー」の好みの差が乗っかってくるわけですね。

…さらにより具体的に、

釣行時の思考（頭の中）ではこんな感じの順序で考えています。

…例えば、

「８ｔｉｎ　０．５ｇ」で「表層」を「ゆっくり」巻いているときだったら…、

①まったく反応がない＝【レンジの問題】

→そもそも「レンジ」が違うのかも？違うレンジを攻めてみよう。→別のルアー・ウェイトに変える。

②ルアーを気にはしているけど、追ってこない＝【スピードの問題】

→同じスプーンのｇを上げて「早く」（＝「スピード」を変えてみる）巻いてみる。

③ちょっと追ってくるけど、近づいたらそっぽを向いちゃう＝【アクションの問題】

→同じｇの別のスプーン（＝違う「アクション」）にしてみる。

④たまにバイトは出るけど、すごく小さくてうまく掛からない＝【カラーの問題】

→同じ8tinの違う色（＝「カラー」）にしてみる。

…みたいな感じで考えて、ルアー・ウェイト・カラーを変えてみればいいわけですね～

・

…ちなみに、

「…え、上のイラストで色が付いてない範囲のの魚はどうやって釣ったらいいの？」

…と思った方。

…そう感じたのならばもう…。

新しい釣法・ルアーの引き出しを身に着けるしかないですね～！

・

…まずは、自分のタックルボックスとにらめっこして、

自分が持っているルアーラインナップの

「得意分野」「苦手分野」を把握・整理して、

自分のルアーラインナップはどこが強いのか、逆にどこが足りていないのか、

→…そして、

足りていない部分を補う為の「ルアー」はなんなのか？

「メーカー」様の商品紹介ページや

雑誌・カタログ等でじっくり確認するも良し。

釣り上手な友達に聞くも良し。

…個人的なオススメは、

『ｍａｎｉａｃ’ｓ(マニアックス)』さんの通販商品紹介ページ。

「レンジ」「アクション」がビジュアルで分かりやすく記載されているので、

…ルアー選びの参考に非常に参考になりますよ！

・

…管釣り、まだまだやることが沢山ですね～。

…欲しいルアーも試してみたい釣法もたくさんでどんどん楽しくなってきましたよね…？

管釣りで使えるテクニックってなんだ！？初心者がまず１匹を釣る為のテクニック5選！！管釣りで使えるテクニックってなんだ！？初心者がまず１匹を釣る為のテクニック5選！！管釣りで使えるテクニックってなんだ！？ ...

・

…ということで、

今回は釣り力(つりぢから)アップの為の基本のキ。

釣果を分ける４大ポイント：

「レンジ」「スピード」「アクション」「カラー」についての考え方をお届けしました！！！

・

…さぁ皆様も「レンジ」「スピード」「アクション」「カラー」を意識してLet’ｓ管釣り！！！

・

PS:

今回の「４大ポイント理論」は私が常日頃から師と仰ぎ、参考にしまくっている

ＶｅｌｖｅｔＡｒｔｓ(ベルベットアーツ)

伊藤雄大先生から教えて貰った理論を基本にしています。

本家の雄大先生の講義を聞きたい人は↓の動画や、「Twitterスペース」の「教えて雄大先生」のアーカイブを聞いてみましょう！

４：２７～

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