管釣りのショックリーダー結束はサージェンスノットで!【簡単・強度〇・道具不要】
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「PEラインやエステル、使ってみたいけど…、結束が…。」
「リーダーの結び方が正直よくわかってなくて…。」
…今回の記事は、
「PEラインやエステルラインを使いたいけど、結束ができない…、結束がめんどくさい!」
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…ということで今回は、
管釣りの「ショックリーダー」について、
&おすすめ結束法「サージェンスノット」の情報をどどーんとお届け…!!!
Contents
ショックリーダー・サージェンスノットってなんだ!?
…はてさてお決まりですが、まずは
「ショックリーダー」とは、一体どういったものなのか。
…と、その前にまずは、
「ショックリーダー」について知る前の前提知識を一つ。
管釣りで使う、「ライン」(=糸)には様々な素材(種類)が存在しています。
大別すると…、
①ナイロン
②フロロカーボン
③PE(極細のポリエチレン素材の原糸を複数本編み込んだもの)
④エステル(ポリエステル)
なぜこのように、4種類の素材のラインが存在しているのか言えば、
用途や特性に応じて、使い分けるメリットがあるから
例えば、
①「ナイロンライン」は
→よく伸び縮みするので、活性の高い魚を釣る時に有利
→大きいアタリの衝撃もうまく吸収してくれて、ランディング中も魚の動きに追従していなしてくれる。
→「放流狩り」のシチュエーションにベストマッチ。
※逆に「伸び縮み」してしまうので、「感度」はイマイチ。
…対して、
③「PEライン」(=全く伸びない)や
④「エステルライン」(伸びた後に形状を記憶する=直進性がある)は、
…「感度」に優れる(=魚のアタリ等の違和感がライン~ロッドを通して手元に伝わりやすい)
…という特徴があるので、
→活性の低い魚の小さいバイトを感じて掛ける釣りにベストマッチ。
※逆にラインが「伸び辛い」ので、放流の時とかに使うと、アタリを弾いてしまったり、バラしやすくなったりする。
…そして、いよいよここからが本題の「ショックリーダー」について、です。
上記の通り感度に優れる「PEライン」や「エステルライン」ですが、
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実は「擦れに弱い」
石とか杭に擦れるとすぐ切れちゃうのさ。
…という弱点があります。
…なので、この弱点を補填するべく、
先端部分に「ショックリーダー」といって、
擦れに強い「フロロカーボン」素材のラインを結束して使う
…なんで、
ナイロンラインやフロロラインを使えば「リーダー」の結束は不要なのに、
わざわざ面倒な結束をしてまで「PEライン」や「エステルライン」を使うのかといえば…、
先ほど、特徴をお話した通り、
「PEライン」や「エステルライン」は感度に優れていて、
管釣りでおすすめのショックリーダー(バリバスVSPフロロ)
「ショックリーダー」とはなんぞや、が判ったところで、
お次は、
管釣りでショックリーダーに使うのにおすすめのラインの紹介です。
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VARIVAS(バリバス)さんから発売されている。
『エリアマスターリミテッド ショックリーダーVSPフロロ』シリーズ
道糸の太さ・強度に応じて、
0.5号(2.5lb)
0.6号(3lb)
0.8号(4lb)
1 号(5lb)
1.2号(6lb)
…5種類のラインナップがあります。
太さによってパッケージのカラーが違うので簡単に見分けることができるのがナイスですね。
…いずれも、
1リール「30m」という量
…なので、一見、
「…え、30mでこの値段…!?」
『エリアマスターリミテッド ショックリーダーVSPフロロ』は、
最高品質のフロロカーボン素材で作られているので、
・一般的な「フロロカーボン」製のラインよりも「細いのに強い」。(=管釣りのラインは細いほど魚に見つかり辛いので有利になる。)
・ライン自体に「コーティング」をが施されている為、耐久性もバッチリ。(=フロロカーボンラインの中でも特に「擦れに強い」。)
・フロロカーボンの特性=「高感度」(ラインが伸び辛い素材なので手元にアタリ等の感触が伝わりやすい)も最高クラス。
…とにかく質がイイ、最高品質の「ショックリーダー」なのでございます。
…それに、
・「リーダー」は1回に使う量が「20cm~1m程度」(1リールで30回以上は使える。)
・一回の釣行で、ラインブレイクなどが無ければ結び直しは多くて1・2回。
…ってな感じで、
「30m」でも意外と長い期間使えるので、
「リーダー」は出来る限り性能の良いもの(『エリアマスターリミテッド ショックリーダーVSPフロロ』)を選ぶことを強くオススメ致します。
【0.5号=2.5lb】
【0.6号=3lb】
【0.8号=4lb】
【1.0号=5lb】
エステルライン+ショックリーダー(太さ・長さ)
お次は知識編その①。
「エステルライン」と結束する場合の「ショックリーダー」の
「太さ」と「長さ」について。
またも前提知識となり恐縮ですが、
釣りで使うライン(糸)には、主に2つの基準がありまして、
・号数(=ラインの直径の太さ)→大きい数字ほど太い
・lb数(=ポンド数=ラインの引っ張り強度)→大きい数字ほど引っ張りに強い。
※lb(ポンド)とは、釣りで使われることが多い「重さの単位」で、1lb=0.45kg(450g)位です。なぜか「lb」で「ポンド」と読みます。(重さを計る器具「天秤」という意味の英語「libra(リブラ)に由来しているとかいないとか。)
…そして、本題の「太さ」と「長さ」
についてですが、
エステルラインの場合は非常に単純明快で、
エステルライン(道糸)の倍の号数(太さ)のリーダーを選べばOK
道糸(=リールに巻いている)エステルラインの太さが0.3号なら、
リーダーは「0.6号」をチョイス。
道糸が「0.4号」→リーダー「0.8号」
「エステルのリーダーは倍の号数」
PEライン+ショックリーダー(太さ・長さ)
…続いては、知識編その②。
続いては「PEライン」と結束する場合の「ショックリーダー」の
「太さ」と「長さ」についてです。
「エステルライン」と比較すると、
「PEライン」は非常に細いので、
選ぶ際は「号数(=太さ)」ではなく、
「強度(lb=ポンド数)」を目安にするのが吉です。
0.1号=2.5lb~3lb
0.2号=3lb~4lb
0.3号=3lb~5lb
結束(結び方)=サージェンスノットがオススメなワケ【簡単・強度〇・道具不要】
ここからが今回の記事の本番です。
続いては、
管釣りにおける「リーダー」のおすすめ結束法をお伝えします。
『サージェンスノット』
※『トリプルサージェンスノット』ともいいます。
サージェンスノットのメリットは何と言っても、
・結束方法が簡単
・道具が不要。
・それでいて強度も十分。
…慣れれば10数秒程度で結束可能、という、
スピードと強度のバランスの良さ、こそが『サージェンスノット』の最大のメリットです。
あえて『サージェンスノット』のデメリットをあげるならば、
「切ったライン」でないと結束が出来ない。
という点。
「切ったライン」でないと結束できない、というのは、
リーダーを輪っかにくぐらせる、という特性上、
「リーダー」をある程度の長さに切った状態でないと、結束できない。
(こんな風に容器に巻いたままのラインの結束には使えない、ということです。容器に巻いたままの結束を知りたい人は「電車結び」で検索してみよう!)
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動画を見終わったころには、
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もうこの記事を読む前のアナタではありません。
胸を張って堂々と、ショックリーダーを使いこなせる立派な管釣り師が爆誕した瞬間です。
管釣りってなんだ!?初心者におすすめ
「PEライン」&「エステルライン」+それに合わせる「リーダー」
PEライン:
DUEL アーマードフロロ+PRO 0.2号
「エステルライン」:
①VARIVAS:スーパーエステル 0.4号
=ハリのある「THEエステルライン」という特徴を持ったライン。ボトムルアーやミノーイングとかで超オススメです。
②VARIVAS:ES2(エスツー)0.4号
=エステルラインなのに、とってもしなやかでライントラブルも起こり辛く使いやすい!「エステルライン」初心者には特にオススメです!
リーダー:VARIVAS:VSPフロロリーダー【0.8号・4lb】
=上記に併せるならリーダーは「0.8号」一つで全てOKです!
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…ということで今回は、
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…さぁ皆様もサージェンスノットを駆使してLet’s管釣り!!!
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