ステラ1000SSSPGって何だ！？

 

 

「フラッグシップ」

旗艦（きかん）のこと。

艦隊の司令官が乗って指令・指揮を行う軍艦。
転じて、多くの同類の物の中で最も重要なもの、企業の商品やブランドの中で最上級や最高級のものなどを指す。

ウィキペディアより。

 

最高級。

 

最上位。

 

皆様はこの言葉を聞いて何をイメージするでしょうか。

 

自転車が好きな人は「デュラエース」とか

スニーカーが好きな人は「NB1300」とかでしょうか。

 

趣味によって人それぞれだとは思いますが、

 

管釣り師であれば

「イグジスト」

もしくは

「ステラ」

この2つの名前が浮かぶんじゃないでしょうか。

イグジストってなんだ！？

 

イグジストはご存知Daiwaのスピニングリールのフラグシップモデル。

 

ダイワ　イグジストHPリンク

 

 

ダイワのリールのコンセプトはLT（Light &Tough)。

軽量でありながら、剛性も兼ね備えている、という意味ですね。

 

Daiwaのリールのすごいところはそのテクノロジー。

 

マグシールド（マグネットコーティング技術）

ATD（オートマチックドラグシステム）

ABS(アンチバックラッシュシステム）

等々・・・・。

DAIWA TECHNOLOGY　

そのDaiwaのありとあらゆる技術が詰まったまさに最高峰のスピニングリールが「イグジスト」というわけです。

ステラってなんだ！？

 

対してステラは、シマノ社のフラッグシップモデルスピニングリールです。

 

リールといえばステラ、ステラといえばリールといっても過言ではない程（※独自調べ）

 

イグジストも最高のリールではありますが、ステラは知名度、性能共に他の追随を許さないまさにスピニングリール界のトップオブトップです。（※独断と偏見です）

 

 

私が小学生だったころ

 

土曜日の夕方にやっていた釣り番組「釣りロマンを求めて」の間で流れるステラのCM(江口洋介が出てるやつ)には焦げるほどの憧れを抱いたものです。

 

イグジストもステラも数年ごとにモデルチェンジをしていますが、二つともちょうど2018年に新モデルが出たばかり。

 

上記のamazonリンクで確認してもらえばわかると思いますが、

この二機、共に死ぬほど高価です。

 

参考までに、シマノのステラの一つ下のグレードのスピニングリール「ヴァンキッシュ」の値段がこんなもんです。

ヴァンキッシュだって超高性能のリールです。

 

他にもツインパワーなど、シマノにはいいリールもたくさんあります。

 

それと比べてもこの値段差。

 

それはなぜか・・・・・・

 

以前釣り雑誌の「高級リールの使い比べの特集記事」でプロ釣り師がこう言っていました。

普通に釣りをするならヴァンキッシュで全て事足りる。

事足りるどころかヴァンキッシュは釣り人が求める全ての機能のさらに上の使い心地を有した掛け値無しに最高のリールだ。

でも使い比べてみて、私はやっぱりステラを選ぶ。

理由はただ一つ、「ヴァンキッシュは最高のリールだけど、ステラじゃないから。」

※内容うろ覚え

 

ひえー…、震えるほどカッコいい・・・・・・。

 

理屈じゃない。
フラッグシップとはそういうものなのです。

昔観た「つり球」というアニメでは、「ステラはテレビの中のアイドル、ツインパは学園のマドンナ 」なんて例えられていました。

 

言い得て妙ですね。

 

さてこんなもの、
普通に生活していたら、貧乏釣り部員門下生の私には到底手が届かない代物です。

 

 

ともかく、ステラは我々庶民では手の届かない「高嶺の花」。

 

釣具屋のショーケースの中にあるのを見てテンションをあげるためのもの。

 

そういうものなのです。

 

間違っても我が手に、なんて夢を見ないことです。

 

はい、ということで本日は解散。

 

 

そんなステラが我が家にやってきた…！？

・・・・・・でもみなさん。

 

今、突然

 

「はいどうぞ、これでステラでも買いなよ」とお金を渡されたらどうしますか。

 

買いますよね？

 

あの憧れのステラを我が手に・・・って思いません？

 

…ということでなんとわたくし、買ってしまいました。

ステラ！！！！

箱 in 箱の豪華仕様。

おぉ・・・・・・!!

さっきまでと言ってることが違うじゃねーか！！

釣り貧乏をのお前のどこにそんな金があるんだ！！！

…誰もがそうお思いでしょう。

 

その秘密は「資格試験報奨金」です。※怪しい話じゃないよ。

 

私の勤める会社には一定の資格試験に合格することで報奨金がでるという制度があるのです。

 

18ステラが発売されてからというもの

私は密かに計画をしていました。

試験に受かった報奨金でステラを買うぞ！！！！…と。

 

そして、コツコツ勉強を重ね

先日なんと合格・・・・・・！！

 

栄光の報奨金をゲットしたというわけです。

 

ちなみに私が受かった資格は「建物環境衛生管理技術者」というもの。

建築物環境衛生管理技術者試験について

これがどんな資格なのかはいつかお話しできれば、と思いますがひとまず置いておいて。

 

ゲットした資格報奨金はすぐさまステラに姿を変えた、というわけです。

箱 in 箱 in ケース

まずケースから違います。

この高級感。

 

一瞬ハンドルがない！？って思う高級リール買った時あるあるもしっかり味あわせてくれます。

ケースの内ポケットにちゃんとありました

 

「STELLA 1000SSSPG」ってなんだ！？

 

私が買ったのは
「STELLA 1000SSSPG」という番手です。

 

「1000」はリールの大きさを表しており、1000はステラシリーズでは最小の番手です。

 

「SSS」は 「スペシャル シャロー スプール」の略
つまりは 超浅溝スプールということ。

スプールっていうのはリールのラインが巻いてある部分のことです。

超浅溝なので、細いラインでも巻く量が少なくて済むということですね。

ナイロン製ラインで
2lbラインなら100m
3lbならなんと60m で済んでしまいます。

管釣りで使うラインは大体2-4lb程度ですので

ラインの下巻きなしでそのまま使え、

150m売りのラインなら一個の値段で、2回巻き直しが出来る、という素敵仕様です。

 

そして「PG 」は 「パワーギア」 の略

パワーギアというのは 巻きが軽く 遅いギアのこと。(逆に 巻き重で速い のは「ハイギア」といいます)

わかりやすいところでいえば自転車のギアの「1段目」やマニュアル自動車の「1速」のような少ない力で簡単に動かすことのできるギアのことです。

 

とにかく巻き出しが軽い！

 

巻いている間の抵抗もまったくありません。

 

そのかわり、ハンドルを一巻きした時の巻き量が少なくなっています。

公式HPスペックによれば
STELLA1000SSSPG

ハンドル一巻き ＝ 58cm です。

※参考までに私が縦釣りで使っているDaiwaの17セオリー2506は一巻き72cmです。

 

これは一見デメリットのようですが、逆に言えばルアーをちょーゆっくり泳がせることができる、というメリットでもあります。

管釣りでは、スプーンやクランクなど、とにかくゆっくり動かす(いわゆるデッドスローリトリーブというやつですね)のが有効な場面が多々ありますからね。

 

SSS(スペシャルシャロースプール）

に

PG(パワーギア）

 

ともかく
ステラ1000SSSPGは管釣り特化しまくったスピニングリールというわけです。

 

 

あぁ・・・・・・。

美しい・・・・・・。

 

物を買ってこんなにうれしい気持ちになったのは小学生の時のゲームボーイLight以来です。

 

このうれしさは試験勉強の思い出とともに一生心に刻まれることでしょう。

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はぁ・・・・・・。

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…釣りに行きたい。

 

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