マジックジャークってなんだ!?【やり方&おすすめルアー・ライン・タックル】
…皆さんは、
「マジックジャーク」
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「マジック…、魔法の…、ジャーク…、サメ…的な…。」
「マジックジャーク」とは…、
主に「フローティングミノー」を使った、
管釣りにおけるテクニックのこと。
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「あぁ、マジックジャークね、常識だよね。」
「マジックジャーク…、初耳ですわ…。」
…しかしながら、ご安心あれ(?)
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…ということで今回は、
Contents
トラウト釣りの必殺『マジックジャーク(MJ)』のやり方
…まずは「マジックジャーク」とはいったいどういったテクニックなのか、
…まず、前提知識として、
「マジックジャーク」は
F(=フローティング)
=ほっておくと水面に浮く)タイプの
「ミノー(=小魚に模した長細いタイプのプラグルアー)」
を使用して行います。
フローティングミノーってのはこんなのです。
「フローティングミノー」の準備が出来たならば、
①任意のレンジまでしっかり潜らす。
②状況に応じて「潜らすスピード」・「待つ時間」を変える。
③ルアーに対してロッドは「まっすぐ構える」(ダート=横跳びさせないように)
端的に言えば「マジックジャーク」とは、
フローティングミノーの性質(リールを巻くと潜る、止めると浮く)という性質を利用した
「潜る⇔浮く」
を繰り返してニジマスを誘うテクニックの事でなのす。
リールを巻く⇔止めるを繰り返す動作から転じて『ストップ&ゴー』
リールハンドルを一定量動かす⇔止めることから「デジタル巻き(略してデジ巻き)」
①任意のレンジまでしっかり潜らす。
②状況に応じて「潜らすスピード」・「待つ時間」を変える。
③ルアーに対してロッドは「まっすぐ構える」(ダート=横跳びさせないように)
…特に①「任意のレンジまでしっかり潜らす」は、
「魚のいるレンジ」でルアーを泳がす、という全ての釣りにおいて基本中の基本といわれる大事な要素、ですが、
しかしながら先日、
足柄キャスティグエリアで、釣り友達の「レモンウォーター」先生に
この①「最初に巻いてしっかりレンジまで潜らす」ということを教えて貰ったところ…。
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…なので、
「マジックジャーク、実は苦手なんだよね…。」
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※動画リンクは記事最期に…!
マジックジャークにおすすめのロッドの硬さ&タックルセッティング【硬め・ハイギア】
『マジックジャーク』を実践する上で、
オススメのタックル(ロッド&リール)のセッティングについて。
ロッド:・シャキッと硬め。
※硬さ:ML=ミディアムライトくらいで、ファーストテーパーなイメージ
※ロッドのテーパーについて詳しく知りたい方は↑の記事も是非!
リール:2000番の「ハイギア」仕様
※ハイギア⇔ノーマルギア(パワーギア)。
ハイギアの方がノーマルギアより、ハンドル一巻きでのラインの巻き取り量が多い。
ロッドが「シャキッと硬め」なのは、「操作性」「レスポンス」を向上する為で、
グニャーっと柔らかいロッドだと、自分が意図しない方向にロッドが曲がってしまったり、
ロッドがよく曲がるが故に、リールを巻いてからルアーが動き出すまでの時間(=レスポンス)が悪くなってしまう、
リールが「ハイギア」推奨の訳も、上記とほぼ同様で、
ハンドル一巻きのライン巻き取り量が多い=「ハイギア」モデルを使うことで、
ルアーがしっかり動く⇔より機敏に、スピーディにルアーを操作できる。
リール:シマノヴァンキッシュ C2000HGS(ハンドル1回転の巻き取り量=79cm)
ロッド:VARIVAS トーナメントドライブ(ARD-61F-T2RX)
上記に限らず、ご自身が持っているタックルの中で、
・最も「シャキッと」しているロッドと
・最も「巻き取り量の多い」リール
マジックジャークには【PEライン】【エステルライン】がおすすめ
続いては、こちらも非常に重要な要素となる
「ラインセッティング」…について。
「マジックジャーク」をするならば、
ライン素材の選択肢は
「PE」or「エステル」の2択です。
…それぞれライン素材のメリット・デメリットは以下の通り。
ユッケが実際に使用しているPEラインはこちら:
ライン:
リーダー:
②エステルライン
メリット:2つの意味でバレにくい。
1.ラインが多少伸びるので掛った魚がバレにくい(PEと比較して)
2.クリア(透明)のラインを選べるので、魚からバレにくい(警戒されにくい)
デメリット:操作性・強度がPEラインに比べると劣る。
⇒メリットが際立つ「クリアウォーター」での採用がオススメ。
ユッケが実際に使用しているエステルラインはこちら:
ライン:
リーダー:
それぞれのメリット・デメリットを考慮したうえで、
釣り場・状況に併せてラインセッティングを選びましょう。
…ちなみに、どちらのラインを選んだ場合も、
先端には「フロロカーボン」のショックリーダーが必要となります。
リーダーの長さは…、
PE→80cm~1.5m程度
エステル→:10-20cm程度
…また、リーダーの太さは…、
・「エステルライン」の場合は、道糸の倍の号数(太さ)のリーダーを選ぶ
・PEの場合は道糸の強度(lb)と同等のものを選ぶ。
ex:
・エステル0.3号⇒リーダー0.6号、
・PE4lb(0.1号)⇒リーダー4lb(0.8号)
おすすめルアー(ミノー)=【ザッガー50F1R・GJ(グリグリジャーク)・ブランキー】ってなんだ!?
具体的に「マジックジャーク」にオススメな
おすすめルアー①:ZAGGER50 F1-R(ザッガー50エフワンアール)
「マジックジャーク」におすすめのルアーその①は、
「マジックジャーク」といえば、このルアー。
もはや「マジックジャーク」の代名詞といっても過言ではない、ミノー回の金字塔。
HMKL(ハンクル)さんから発売されている、
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『ZAGGER 50 F1-R( ザッガー 50 エフワンアール)』
…「おーやっぱりエフワンか…!!!!…ア、(R)アール?」
『ZAGGER 50 F1-R( ザッガー 50 エフワンアール)』
ZAGGER 50 F1-R(ザッガー 50 エフワンアール)は、エリアミノーイングの定番として圧倒的な実績を誇るZAGGER 50 F1のウェイト設定をブラッシュアップしたモデルです。
ZAGGER 50 F1-Rでは、ZAGGER 50 F1の1/2のウェイトを採用し、低重心に配置しています。
このため、従来モデルと比べて浮力が向上すると共に、高浮力化・低重心化によって、タイトロールアクションが更にスピードアップ。
静と動のレスポンスを極限まで高めた、革命的なエフワンに仕上がりました。(F1-Rの「R」は「Revolution」を意味します。)刻々と変化していく状況の攻略に、次の一手として従来モデル・ZAGGER 50 F1との併用も大変効果的です。
※HMKL公式HPより引用
「マジックジャーク」の代名詞、
超人気ラインナップ「ZAGGER50F1」が「R(Revolution・進化)」したルアーが
『ZAGGER 50 F1-R( ザッガー 50 エフワンアール)』
おすすめカラーはなんといっても、
ザッガーといえば…、的なHMKLを代表し
他メーカーのルアー・オリカラとしても非常に人気の高いカラーカラー
=「トッピングフード」カラー。
…そのほかにも、
おすすめルアー②:GJ(イーグルプレーヤー50slim/GJ 【DAYSPROUT】
「マジックジャーク」にオススメのルアーその②はコチラ。
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ディスプラウトさんから発売されている…。
「イーグルプレーヤー50slim/GJ」
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…昨今の「管釣り」業界に身を置くものであれば、
誰しもが一度は耳にするであろう
「GJ(ジージェイ」
「GJ(ジージェイ)」はこのルアーの名前を表しており、
正式名称を「イーグルプレーヤー50slim/GJ」
…その釣れっぷりもさることながら、使いやすさ、扱いやすさ、釣り場・状況を問わない釣果…。
近年のトーナメントシーンでは、数々の大会のウィニングルアー(表彰者が多く使うルアー)として、もはや必須の存在となっているルアー。
【DAYSPROUT】さんの
ルアー名の接尾語にもなっている「GJ」は
「GJ」=「グリグリジャーク」という単語の略で、
「グリグリとリールを巻いて、ジャークして使う」
「マジックジャーク」と組み合わせて使う為に存在しているルアーと言っても過言ではない…。
…そんなまさにマジックジャーク専用ともいうべき、完成されたルアーです。
※人気過ぎてプレミア価格の通販リンクしか見当たらなかったのでリンクは無しですみません!…釣具屋さんで見かけた時は要チェック…!!!
おすすめルアー③:ブランキーF(48・65)【ロブルアー】
…「マジックジャーク」にオススメのルアーラストは、
ロブルアーさんから発売されている
『ブランキーF(フローティング)』シリーズ。
以前からバツグンに信頼を置いまくっているルアー様でございます。
…しかもブランキーに関しては、
な、なんと、有難いことに、
ロブルアーさんとのコラボでブログオリカラなんてものも作って頂いております…。
…使い方は、前述のザッガー、GJと同じ、
「潜らせて」→「デジ巻き」…、ですが、
前述の2ルアーと比較すると、ボディが少し、太めで、サイズも大きめ。
シルエットが大きいので、
潜る時のウォブリング・アピールが大きめで、
リールを止めたときの浮かび上がりも、前述の2ルアーとはまた異なります。
上が65で下が48です。
周りが「ザッガー」、「GJ」を使って競っている場面で、
少し趣向を変えて、ブランキーを投入することで、
ブランキーF48【キンギョユッケカラー】※小さいサイズ
「潜らせて使う」のがオススメな「マジョーラユッケ」カラー
ブランキーF65【マジョーラユッケカラー】※大きいサイズ
マジックジャークにおすすめのフックセッティング【キャンバス#7・クラッチフック】
最期は大事な「フックセッティング」について…。
…まず、結論として、
基本:キャンバスフック#7(VARIVAS)
※ルアマガ+HPより引用
…なぜ「キャンバスフック#7」なのかというと…。
…まず、前提知識として一般的に、
ルアーが動いている(暴れている)時==フックポイントが外向き(外に開いている)
ルアーが動いていない(停止している)時=フックポイントが内向き
…前述の「マジックジャーク」のやり方、で説明した通り、
「マジックジャーク」はルアーが動いているときではなく、
ルアーが止まっている「間」の時間のバイトが圧倒的多数。
…なので、選ぶフックは必然的に、フックポイントが内向きのもの。
…下記の写真の通り、
キャンバスフック#7はフックポイント(=針の尖っている先端部分)が内向き
…また、
「ポーズ(停止)」時間が長めのアクションが好まれている時は、
…よりフックポイントが内向きに設計されている(=ルアーが止まっているときのバイトに適している)
ロデオクラフトの「クラッチフック」もオススメです。
左から:キャンバスフック#7:クラッチフック#6:クラッチフック#8の順
…また、
フックの向きは↓の写真の通り、
針先が後ろを向くようにセットするのが基本です。
…理由は、マジックジャークで使うミノーでは、
後ろからガブッと噛みつくようなバイトが多いから、です。
…後ろからガブッと。
後ろから喰ってくる魚に対しては、フックポイント(=針の尖っている先端部分)も後ろを向いている方が有利、という理屈ですね。
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動画で『マジックジャーク』実釣インプレ…!!
舞台は3月中旬の『足柄キャスティングエリア』。
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午前中に振っていた雨がやんで、魚がど表層~中層に少し沈み始めたかな…?
『レモンウォーター』先生の解説を聞いて~ユッケの実釣という流れになっているので、
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↓動画をクリックで再生!(音が出るので注意!)
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…さぁ皆様も「マジックジャーク」を駆使してLet’s管釣り!!!
「管釣りってなんだ!?」からのお知らせ
Voicy音声配信:『釣りとテレビと著作権』
・「Voicy」という音声発信メディアさんで配信なるものを始めてみました。(2023年2月~)
…ブログでは語りきれない「釣り」にまつわるあんな話やこんな話をしております…。↑画像をクリック!&よろしければフォローボタンでお気に入り登録お願いいたします!!
公式YouTubeチャンネル:『管釣りってなんだCH』
「管釣りってなんだ!?」のYouTubeチャンネルが開設…!!
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オリカラルアー通販:BASE「管釣りってなんだ!?オリカラSHOP」
管釣りルアーメーカー×「管釣りってなんだ!?」
…奇跡のコラボによって生まれた、ブログオリカラスプーン
…で大好評発売中…!…何卒よろしくお願いいたしまっす…!!!※オリカラの詳細はこちらの記事も是非どうぞ。
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